日常生活でフレーバーは身近なところにあるのに、皆さんはあまりフレーバーの存在に気づいていないのでは? 実は、フレーバーは私たちが普段手にしている加工食品に幅広く使われているのです。 その食品の原材料の欄に『香料』の表示がほとんど入っています。 ペットボトルの飲料から、飴やガム、デザート、漬物などにも香料は使われています。 そう考えると、香料は私たちの身近に感じられてきます。 そして、香料はその食品の風味をほぼ決めてしまうのです。 私たちが食べて「おいしい」と感じるために香りと味は重要です。 フレーバーの役目の代表として 1.おいしさをプラスする。 2.加工段階で失われてしまう風味を補う。 の2つがあります。しかし、それ以外にも香料は役立っています。 香料の可能性は無限なのです。 では、それぞれ具体的にどんな風に使われていることをいうのでしょうか?
私たちが普段何気なく食べているものの味は香料で創られているのです。 例えば、皆さんも良く食べているアロエ味。本当にアロエの味と思っていませんか?知っている人もいるかもしれませんが、アロエ自体に香りはありません。実は、アロエ味はライチ、マスカットの香り等を組み合わせて創られています。 こうした、本来香りがほとんどない食品においしさを与えるための香りがつけられているものはたくさんあります。
例えば、普段皆さんが目にする100%のオレンジジュースにも香料は使われています。 それはジュースの製造工程に秘密があるのです。 ジュースの製造には殺菌などの目的のため、 ジュースに熱を加える工程があります。 しかし、香りは高い温度になると揮発しやすくなってしまいます。 この熱を与える工程で、一部の香りは飛んでいってしまうのです。 これを元の果実の風味に戻すために香料は役立っているのです。
香料は形こそありませんが、皆さんのすぐ近くに存在し、役に立っていることを少しでも感じてもらえたら、もっと香りの素晴らしさを知ることができるでしょう。